ゆうちょ銀行カードローン(したく)の特徴と借入・返済方法

ゆうちょ銀行が直接取り扱う、ゆうちょ銀行カードローン「したく」は、スルガ銀行のローン契約を媒介する形で提供されているカードローンです。そのため、契約自体はスルガ銀行との契約になる点には、あらかじめ注意しましょう。

ゆうちょ銀行ってどんな銀行?

ゆうちょ銀行は、2005年に公布された「郵政民営化法」によって国営であった郵便貯金が民営化し、名称が改められた銀行です。発足は2007年で、日本郵政グループから一部の事業を引き継いで営業を開始しました。現在国内で最も大きな預金残高を持ち、日本最大の金融機関となっています。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」とは

ゆうちょ銀行カードローン「したく」には、固定金利や限度額、審査回答時間など、さまざまな特徴があります。以下では、ゆうちょ銀行カードローン「したく」についてご紹介します。

金利7.0%~14.9%の固定金利

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の金利は7.0%~14.9%です。他の銀行カードローンと同じように、消費者金融カードローンよりも低く設定されています。
ただし、銀行が取り扱うカードローンの中では少し高めの水準となっているため、各社の銀行カードローンの特徴を比較して、カードローンを選ぶようにしましょう。

限度額は500万円(初回利用時は300万円まで)

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の融資限度額は500万円まで、初回利用時は300万円までと制限されています。融資限度額500万円という水準は、他の銀行カードローンと比較すると低めの金額です。
しかし、融資限度額自体と個々に設定される限度額は比例しないため、融資限度額が利用者に影響するケースは非常に少ないことが実情です。

例えば、最大融資額である500万円を借り入れするには、相応の返済能力が必要となります。銀行が取り扱うカードローンは総量規制の対象ではありませんが、返済能力を大幅に超えた融資を行うことはありません。ほとんどの銀行では、返済能力として問題ないとされる「年収の3分の1」までを限度に、個々の限度額が設定されます。そのため、ゆうちょ銀行カードローン「したく」の融資限度額である500万円を借り入れしようとした場合、500万円の3倍、すなわち1500万円前後の年収があることが条件となるのです。

カードローン利用者のほとんどは、100万円以内の少額利用者で、融資限度額が利用者に影響するケースは極めて少ないとされます。そのため、融資限度額が他社に比べて少し低めの500万円であっても、デメリットにはならないでしょう。

最短審査回答時間30分という審査スピード

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の最短審査時間は30分となっており、迅速に審査回答を得ることができます。なお、審査時間の早さは消費者金融カードローンとほぼ同水準です。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の最短審査時間は30分となっていますが、申し込みには必ず「郵送を経由する必要がある」という点には注意しなければいけません。ゆうちょ銀行カードローン「したく」では、インターネットもしくは電話で審査の受付を行い、審査を通過した場合は利用者に申込書を郵送で送付します。つまり、審査を30分で行っても、申込書を郵送で受け取る必要があるのです。

このような理由から、ゆうちょ銀行カードローン「したく」では、即日融資を受けることはできません。ゆうちょ銀行カードローン「したく」を利用する際は、最短審査時間と実際に融資を受けるまでの間にある程度の時間が生じることを理解しておきましょう。

口座開設不要で利用可能

ゆうちょ銀行カードローン「したく」は、口座開設不要で利用することが可能です。銀行カードローンの場合、口座開設を必須としているケースが多く、通常のカードローン契約とは別に口座を開設する手間が掛かってしまうこともあります。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」では、銀行口座を開設することなく契約できるため、簡単かつスムーズに手続きを完了することができるのが特徴です。

毎月の最低返済額が3,000円から

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の最低返済額は、月々3,000円からとなっています。他社の銀行カードローンと比較しても、低い水準で負担の少ないカードローンです。

返済額が少ないことで得られる大きなメリットは、「返済を自由に計画できること」です。例えば、最低返済額が月1万円のカードローンを利用した場合、いくら生活が厳しくても1万円以上を返済しなければ、滞納扱いとなってしまいます。
一方、ゆうちょ銀行カードローン「したく」では、経済的に厳しい月は3,000円、余裕のある月には1万5,000円というように、ご自身のライフスタイルに合わせて返済計画を決定することができます。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の返済プランは、生活に余裕を持たせながら返済したいという方や、毎月同金額の返済が厳しいという方にとって、利用しやすいサービスなのではないでしょうか。
ただし、毎月の最低返済額は、残高に比例して大きくなるため、借り過ぎには注意してください。

利用明細書を発行しないプランが選択可能

カードローンは性質上、「周囲の方に知られることなく利用したい」という方が非常に多いサービスです。そのため、利用明細書を発行したくないと考える方が多くいます。

カードローンの利用明細書は、残高や次回の返済額などが記載されているため、誰かに見られてしまった場合、カードローンの利用事実が知られてしまうでしょう。
このような理由からゆうちょ銀行カードローン「したく」では、利用明細書を発行しないプランを用意しています。「カードローンの利用を周囲に知られると困る」という方にとっては、おすすめのカードローンです。

満20歳以上、満70歳以下の安定した収入のある方なら申し込み可能

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の申し込み可能年齢は、「20歳~70歳」となっています。
70歳以下であれば、年金受給者の方でも申し込むことが可能です。

消費者金融で借り入れを行う場合は、契約者自身に安定した収入がないと契約は難しいです。

しかし、銀行系のカードローンである「したく」は、収入のない専業主婦の方でも、配偶者に安定した収入があれば、申し込むことができます。なお、配偶者の勤務先や年収を申告する必要はありますが、勤務先に在籍確認の電話が行くことはありません。

70歳まで申し込みが可能な銀行カードローンは多くはないのです。そのため、満70歳以下の方まで申し込めることは、ゆうちょ銀行カードローン「したく」のメリットといえるでしょう。

ATMの利用料が無料

ATMを使ってカードローンを利用する際、気になることがATMの利用手数料です。毎月の返済の度に手数料を支払うことになれば、手数料だけでも大きな金額になってしまいます。
ゆうちょ銀行カードローン「したく」なら、全国のゆうちょ銀行のATM手数料が無料(平日7時~18時)のため、繰り上げ返済もしやすくなるでしょう。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」と大手銀行カードローンの違い

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の優れたポイントは、「最短審査時間30分」という点です。最短審査時間は三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」と並ぶ水準のため、「早く審査結果を知りたい」という方にとっては大きなメリットといえます。

ただし、審査時間は非常に迅速ではあるものの、契約の際に郵送で書面をやり取りする必要があるため、即日融資は不可となります。融資をお急ぎの方は、別の銀行カードローンへの申し込みを検討しましょう。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」には、いくつか注意点がありますが、利用者にとって1番大きなメリットは「安心感」ではないでしょうか。
前身が国営の郵便貯金であり、今では「日本最大の金融機関」が取り扱っているという点は、利用者の安心感に大きく影響する要素だといえます。
また、配偶者に収入のある専業主婦の方や、年金収入のみの方でも利用できることは、ゆうちょ銀行カードローン「したく」の魅力ですね。

以下では、ゆうちょ銀行カードローン「したく」と大手銀行カードローンの違いが分かるように、金融機関ごとにそれぞれの特徴についてご紹介します。

カードローン名:ゆうちょ銀行カードローン「したく」
  • 金利:7.0%~14.9%
  • 限度額:最大500万円(初回は300万円まで)
  • 審査のスピードの目安:最短30分(即日融資は不可)
  • 口座開設:不要
  • 毎月の最低返済額:3,000円
  • 提携ATM利用手数料:原則有料
カードローン名:みずほ銀行カードローン
  • 金利:年2.0%~14.0%
  • 限度額:最大800万円
  • 審査のスピードの目安:最短即日
  • 口座開設:必須(同時申し込み可)
  • 毎月の最低返済額:10,000円
  • 提携ATM利用手数料:原則有料
カードローン名:三井住友銀行カードローン
  • 金利:4.0%~14.5%
  • 限度額:最大800万円
  • 審査のスピードの目安:-
  • 口座開設:不要
  • 毎月の最低返済額:2,000円
  • 提携ATM利用手数料:原則無料
カードローン名:三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
  • 金利:1.8%~14.6%
  • 限度額:最大500万円
  • 審査のスピードの目安:-
  • 口座開設:不要
  • 毎月の最低返済額:1,000円
  • 提携ATM利用手数料:無料
カードローン名:りそな銀行カードローン「プレミアムカードローン」
  • 金利:3.5%~12.475%
  • 限度額:最大800万円
  • 審査のスピードの目安:当日中(即日)
  • 口座開設:必須
  • 毎月の最低返済額:10,000円
  • 提携ATM利用手数料:有料
カードローン名:りそな銀行カードローン「クイックカードローン」
  • 金利:9.0%~12.475%
  • 限度額:最大200万円
  • 審査のスピードの目安:最短2時間
  • 口座開設:必須
  • 毎月の最低返済額:10,000円
  • 提携ATM利用手数料:有料
カードローン名:楽天銀行「スーパーローン」
  • 金利:1.9%~14.5%
  • 限度額:最大800万円
  • 審査のスピードの目安:最短即日
  • 口座開設:不要
  • 毎月の最低返済額:2,000円
  • 提携ATM利用手数料:原則無料
カードローン名:イオン銀行カードローン
  • 金利:3.8%~13.8%
  • 限度額:最大800万円
  • 審査のスピードの目安:最短即日
  • 口座開設:不要
  • 毎月の最低返済額:1,000円
  • 提携ATM利用手数料:イオン銀行ATM・コンビニATMは無料

ゆうちょ銀行カードローン「したく」がおすすめの理由

ゆうちょ銀行カードローン「したく」には、さまざまなメリットがあります。以下では、ゆうちょ銀行カードローン「したく」がおすすめの理由についてご紹介します。

  1. 安心してお金を借り入れすることができる
  2. 毎月の返済額が少ないので返済が楽である
  3. 審査回答が早い
  4. 口座不要で利用可能である
  5. 専業主婦でも利用できる
  6. ゆうちょ銀行ATMにて借入・返済が可能である
  7. 申し込み可能年齢が広い

ゆうちょ銀行カードローン「したく」のメリットは、「ゆうちょ銀行ATMで借入・返済できる」「審査回答が早い」ということです。

また、「ゆうちょ銀行が取り扱っている」というブランドイメージの安心感は大きな強みとなります。特に地方では、「近くにゆうちょ銀行ATMしか存在していない」という場合が多く、そのような環境にある方にとっては使いやすいカードローンだといえるでしょう。
また、審査回答までの時間も早いため、「審査結果を早く知りたい」という方にとってもメリットがあります。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」のデメリット

ゆうちょ銀行カードローン「したく」には、さまざまなデメリットもあります。
以下では、ゆうちょ銀行カードローン「したく」のデメリットについてご紹介します。

  1. 即日融資を受けることができない
  2. 融資までに10日程度掛かる
  3. 郵送の手間が掛かる
  4. 銀行カードローンの中では金利が高めである
  5. 提携ATMが少ない
  6. 提携ATM利用手数料が掛かる場合がある
  7. 借り入れ方法が少ない
  8. 金利が高い

ゆうちょ銀行カードローン「したく」は、スルガ銀行が取り扱うカードローンを媒介する形で展開されているため、審査回答は早いですが、郵送を介する手続きを省くことができません。そのため、手続きを完了して融資を受けるまでに10日程度の時間が必要になります。
即日でカードローンを組める銀行もあるため、ゆうちょ銀行カードローン「したく」の手続きに掛かる時間は、デメリットだといえるでしょう。

また、自宅もしくは勤務先へ申込書が郵送されるため、家族や同僚などに内緒で利用したいと思っていても、周囲に知られてしまう可能性もあります。

申し込みは、インターネットもしくは電話のどちらかより可能ですが、どちらも融資を受けるまでに掛かる日数は同じです。
ただし、インターネット申し込みであれば、混雑の影響を受けにくいです。より迅速に申し込みたい場合は、インターネットを利用することをおすすめします。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の申込方法

Webで申し込みする場合

以下では、Web申し込みの方法をご紹介します。

申し込みをする

インターネットでWeb申し込みをする場合の流れをご紹介します。ゆうちょ銀行カードローン「したく」の公式ホームページにアクセスをして、「Webでのお申し込みはこちら」ボタンをクリックします。

スルガ銀行サイト内に移動したら、「インターネットでのお申し込みはこちら」ボタンをクリックして、申し込みフォームに以下の内容を入力してください。

アンケート(任意) アンケートの内容を入力
個人情報(必須) 氏名、性別、生年月日、ご家族(同居)、自宅郵便番号、ご住所、お電話番号、
メールアドレス、居住形態、居住年数
勤務先情報(必須) 勤務先職種、勤務先業種、勤務先名称、勤務先電話番号、勤務先郵便番号、
勤務先住所、勤務先従業員数、役職、仕事内容、勤続年数、健康保険証種類
勤務先情報(任意) 所属部署、前勤務先名称、前勤務先所属年
就業・収入(必須) 収入形態、前年度収入
既存借入(必須) 他社での借入状況を入力
申込の詳細(必須) ご希望限度額、資金用途
その他(必須) 希望連絡先、利用明細書の有無、ローンカードの送付先、振込貸付希望
審査結果が判明する

仮審査が実施されます。電話、郵送にて審査結果の連絡があります。

契約書・必要書類を送付して契約する

審査結果が可だった場合、申込書が後日に郵送されてきます。申込書と必要書類を同封して返送してください。必要書類は本人確認書類(健康保険証や免許証など)、源泉徴収票など収入を証明できる書類(限度額50万円以下は不要)のコピーです。
その後、スルガ銀行およびスルガ銀行所定の保証会社による本審査が行われます。

以上のステップとなります。

本審査が可の場合、郵送にてローンカードが郵送されてきます。届いたローンカードに同封された資料に、「指定の電話番号にご連絡ください」という旨の記載があります。電話連絡後にローンカードが使えるようになるため、必ず電話連絡をしてください。

電話で申し込みする場合

以下では、電話申し込みの方法をご紹介します。

受付ダイヤルへ電話(0120-508-911)

受付ダイヤル(スルガ銀行ゆうちょローンサービスセンターカードローン・デスク)へ電話を掛けてオペレーターを通して口頭での申し込みとなります。月~金曜日9:00~19:00(祝日・12月31日~1月3日を除く)まで受付をしています。

仮審査結果が判明する

仮審査が実施されます。電話、郵送にて審査結果の連絡があります。

契約書・必要書類を送付して契約する

審査結果が可だった場合、申込書が後日に郵送されてきます。申込書と必要書類を同封して返送してください。必要書類は本人確認書類(健康保険証や免許証など)、源泉徴収票など収入を証明できる書類(限度額50万円以下は不要)のコピーです。その後、スルガ銀行およびスルガ銀行所定の保証会社による本審査が行われます。

以上のステップとなります。

本審査が可の場合、郵送にてローン専用のカードが郵送で送られてきます。届いたローンカードに同封された資料に、「指定の電話番号にご連絡ください」という旨の記載があります。電話連絡後にローンカードが使えるようになるため、必ず電話連絡をしてください。

店舗窓口で申し込みする場合

以下では、店頭窓口申し込みの方法をご紹介します。

店頭で申し込みをする

ゆうちょ銀行窓口(スルガ銀行ローン取扱店)にて申し込む方法です。銀行の窓口営業日、および営業時間内に限られます。本人確認書類を持参して、窓口に契約書類を記入します。50万円以上の借り入れの場合は収入証明書が必要です。

仮審査結果が判明する

仮審査が実施されます。電話、郵送にて審査結果の連絡があります(ゆうちょ銀行窓口の場合、数日掛かることがあります)。

契約書・必要書類を送付して契約する

審査結果が可だった場合、申込書が後日に郵送されてきます。申込書と必要書類を同封して返送してください。必要書類は本人確認書類(健康保険証や免許証など)、源泉徴収票など収入を証明できる書類(限度額50万円以下は不要)のコピーです。その後、スルガ銀行およびスルガ銀行所定の保証会社による本審査が行われます。

以上のステップとなります。

本審査が可の場合、郵送にてローン専用のカードが郵送で送られてきます。届いたローンカードに同封された資料に、「指定の電話番号にご連絡ください」という旨の記載があります。電話連絡後にローンカードが使えるようになるため、必ず電話連絡をしてください。

必要書類(本人確認書類・収入証明書類)について

以下では、カードローン申し込みの際に必要な本人確認書類や収入証明書の詳細をご紹介します。

本人確認書類

申込者が本人であることを確認するために本人確認書類のコピーが必要です。

  • 運転免許証
  • 顔写真付き住基ネットカード
  • 個人番号カード
  • 健康保険証+公共料金の請求書または領収書
  • パスポート+公共料金の請求書または領収書
  • 外国人登録証明書(※)+公共料金の請求書または領収書
  • 在留カード+公共料金の請求書または領収書
  • 特別永住者証明書+公共料金の請求書または領収書

※外国人登録証明書は特別永住者に該当する方のみ、2019年6月10日まで有効です。
公共料金の請求書または領収書を提出する場合は、以下の2点について注意してください。

  • 電話(携帯電話を含む)、電気、水道、NHK(ガスは除く)の発行後3カ月以内の書類
  • 姓が同一の同居親族の方名義の書類でも可
収入証明書類

希望する借入額が50万円を超える方は収入証明書類が必要です。該当する方は、以下の書類の中から銀行が指定するもので1点は必要です。

  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書
  • 所得証明書
  • 給与明細書(2カ月分)
  • 確定申告書(第1表・第2表)

※書類は最新のものを用意してください。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の借入方法

以下では、ゆうちょ銀行カードローン「したく」の借入方法をご紹介します。

ATMから借り入れる

全国のゆうちょ銀行のATM、スルガ銀行のATM、その他コンビニATM(セブン銀行ATM、イーネットATM)、タウンネットワークサービスATM、イオン銀行ATMなど、全国の提携機関ATM・CDにて借り入れが利用できます。利用限度額の範囲内なら、何度でも借り入れ可能です。※ATM、利用時間によって利用手数料が必要です。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の返済方法

ゆうちょ銀行カードローン「したく」で融資を受けた際は、月々の返済が必要です。最低返済額は借入残高によって変わります。以下では、ゆうちょ銀行カードローン「したく」で融資を受けた際の、月々の返済額や返済方法についてご紹介します。

ATMで返済

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の返済方法は、ATMのみです。利用時間帯や金額により、ATMの利用手数料が必要となる場合があります。さまざまなATMが提携していますが、以下で紹介するATM以外の提携ATMは、借入のみの利用になるため返済はできません。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の約定返済日は毎月1日ですが、返済可能期間は毎月20日~1日までです。例えば、毎月2日~19日までの利用分については当月20日~翌月1日、20日~翌月1日までの利用分については翌月20日~翌々月1日までの返済となります。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の返済額

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の月々の最低返済額は、利用残高によって決まります。
現在の借入額、前月分の約定額に応じて定例返済額が確定します。

以下では、利用残高ごとの最低返済額をご紹介します。

利用残高 最低返済額
現在の借入額、前月分の
約定額に応じて定例返済額
が確定します。
10万円以下の場合 3,000円以上
10万円超~20万円以下の場合 6,000円以上
20万円超~30万円以下の場合 9,000円以上
30万円超~40万円以下の場合 1万2,000円以上
40万円超~50万円以下の場合 1万5,000円以上
50万円超~100万円以下の場合 2万円以上
100万円超~150万円以下の場合 3万円以上
150万円超~200万円以下の場合 4万円以上
200万円超~250万円以下の場合 5万円以上
250万円超~300万円以下の場合 6万円以上
300万円超~350万円以下の場合 7万円以上
350万円超~400万円以下の場合 8万円以上
400万円超~450万円以下の場合 9万円以上
450万円超~500万円以下の場合 10万円以上

借り入れが30万円以下であれば、返済額は1万円以内で済みます。月々の負担も少なく、無理のない返済計画を立てることができます。
余裕があるときは、ATMから繰り上げ返済することも可能です。カードローンの利息は日割り計算となるため、1日でも早く返済すれば、その分利息を減らすことができます

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の借入金利

カードローンの借入金利は変動金利で、金融情勢により都度見直しがあります。金利は最小7.0%~最大14.9%です。本範囲の中でスルガ銀行の審査により、適用金利が決定します。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の増額について

ゆうちょ銀行カードローン「したく」では、融資額を増額することが可能です。
なお、融資額を増額する審査は初回の審査よりも厳しくなります。
以下では「したく」を増額する方法や、増額の審査が厳しくなる理由、増額審査で見られるポイントについてご紹介します。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の増額方法

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の増額を申し込むためには、会員サイト上で行うか、もしくは電話で問い合わせる必要があります。

増額を電話で問い合わせる場合は、0120-050-304(平日9:00~17:00)に連絡することで申し込みが可能です。
会員サイト上で申し込みを行う場合は、会員サイトでパスワードを入力し、「ご利用限度額増額申込」にて必要事項を記入してください。24時間365日いつでも入力可能で、受付を確認後、担当者から申し込み確認の連絡があります。

審査の難易度は高めで、過去の返済実績や延滞の有無を含めて総合的に判断されます。誠実な返済と豊富な利用実績を持つ方のほうが、審査に通りやすいです。

増額の審査が厳しくなる理由

カードローンの審査で重要となるポイントは、返済能力の有無です。毎月の支払いを完済まで続けてくれるかどうかということが審査されます。
増額して限度額がアップすると、仮に返済能力が同じ場合であっても、リスクは増加するため、増額審査は初回審査時よりも厳しくなるのです。

増額審査で見られるポイント

カードローン会社は増額審査時に、初回審査のときと現在で、どのように変わっているのかを確認する必要があります。
初回審査時よりも、あなたの属性がアップしていたり、上顧客になっていたりすれば、増額審査は有利です。
特に、サラリーマンで大幅に昇給するなどの実績があればプラスに働くでしょう。
ここでは、増額審査で見られるポイントについてご紹介します。

増額できるのは優良顧客だけ

ゆうちょ銀行のカードローンを増額できるのは、良好な借入・返済実績がある優良顧客に限られます。 単に利用者というだけでは、限度額を引き上げてもらうことはできません。

十分な金額の借り入れをしている

借入実績そのものが不足していると、審査の判断材料が少ないため増額できません。

返済遅延がない

返済遅延は、ゆうちょ銀行からの信頼を損ねる行為です。遅れた経験がある方は、増額の成功率が著しく下がります。

他社からの借り入れが増えていない

他社から借り入れしている金額と件数が多い方は、返済能力が低下しているため、増額審査に落ちやすくなります。

金融事故を起こしていない

クレジットカードやスマートフォン料金の滞納など、金融事故と呼ばれるトラブルがあると、信用情報がブラック化しているため審査に通りません。

ゆうちょ銀行カードローン「したく」に向いている方とは

銀行カードローンには、さまざまな種類のものがあります。ゆうちょ銀行カードローン「したく」は、どのような方に向いているのでしょうか。

以下では、ゆうちょ銀行カードローン「したく」に向いている方についてご紹介します。

  1. 普段からゆうちょ銀行ATMをよく利用している方
  2. 融資を急いでいない方
  3. 銀行で安心してお金を借りたい方
  4. 職業が専業主婦である方
  5. 郵送でのやり取りでも問題ない方
  6. 借入希望額が300万円以内である方

ゆうちょ銀行カードローン「したく」は、審査時間が最短30分ではありますが、即日融資を受けることができません。したがって、融資を急いでいる方には向きません。
ただ、普段からゆうちょ銀行を利用している方は、慣れ親しんだ銀行での借り入れになるため、向いているといえるのではないでしょうか。

新井 智美

トータルマネーコンサルタント/CFP(R)認定者/第一級ファイナンシャルプラン二ング技能士
(資産設計提案業務)/DC(確定拠出年金)プランナー/住宅ローンアドバイザー/証券外務員

30歳を機に苦手だった経済分野を克服したいという思いから、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。2006年11月 卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格、CFP資格を取得すると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。
主に個人を相手にお金に関する相談、及び提案設計業務を提供するとともに、資産運用講師なども手掛ける。

診断スタート
第1問 / 4問中

審査時間は早いほうが良い?

YesNo
第2問 / 4問中

返済日は自分で決めたい?

YesNo
第2問 / 4問中

お金を借りることを周囲にバレたくない?

YesNo
第3問 / 4問中

収入証明書の用意はできますか?

YesNo
第3問 / 4問中

返済日は自分で決めたい?

YesNo
第4問 / 4問中

申し込みはWEBで完結させたい?

YesNo
第4問 / 4問中

明細は郵送でなくWEB上で確認したい。

YesNo
第4問 / 4問中

借入場所が多いほうが良い?

YesNo

プロミスは三井住友銀行グループに属する大手消費者金融会社のサービスブランドです。
信頼性の高い三井住友グループの一員であるという点から、プロミスに対する信頼度も高くネームバリューもあるため、安心してカードローンを利用することができると言えます。

フリーキャッシングや女性向けのレディースローン、おまとめローン、自営者向けカードローン、目的ローンなど、利便性の高い商品を幅広く用意しています。また、業界では初めてゆうちょ銀行と提携したり、三井住友VISAプリペイドカードへのチャージサービスを導入したりするなど、利用者にとって便利で使いやすいサービスを提供しています。

プロミスのカードローンは、20歳以上で69歳の安定した収入のある方であれば、申し込みが可能できるため主婦や学生、年金受給の方でも、パートやアルバイトなどで安定した収入があれば申し込むことができます。

また、PCやスマートフォン、携帯電話で24時間365日申し込みができ、即座に入金が反映される「瞬フリ」というサービスがあります。
これは三井住友銀行の銀行口座か、ジャパンネット銀行の口座があれば24時間最短10秒で融資を受けることができ、土日祝日や夜間のキャッシングも可能です。

更に返済期日は、5日、15日、25日、末日から、自分の都合が良い日にちを選択することができ「口フリ(口座振替)」や「プロミスATM」、「提携ATM」など、利用者の都合に合わせて選ぶことができます。

CMなどで「はじめてのアコム」というフレーズを聞いたことのある方は多いかもしれません。このフレーズの通り、アコムはカードローンの利用が初めての方にピッタリの商品です。
アコムカードローンは、初回30日間金利0円、24時間365日借り入れ可能、スピーディーな審査など、初めての方でも利用しやすいサービスを展開しています。
最大の特徴は、融資までが非常にスピーディーな点です。
最短30分という早さで審査結果が届き、受付が受理されてからは最短1分で、振り込みが完了します。
また、スマートフォン・携帯電話・パソコンから、24時間いつでも利用することができ、アコムの店舗ATMも24時間営業のため、いつでも借り入れ・返済が可能です。更に、自宅や勤務先の近くにあるコンビニエンスストアのATMや、提携金融機関のATMからも借り入れができます。

申し込みもWEBで全て行うことができ、明細もWEB上で確認できるため、周囲に内緒で申し込むこと可能です。

返済についても口座振替(自動引き落とし)かそれ以外の返済方法かで返済日が異なりますが、口座振替(自動引き落とし)以外の場合は、ある程度自由に返済日を選ぶことができます。

是非一度お試しください。

竹中直人のCMでおなじみの、三井住友銀行グループのモビット。
銀行口座を持っていなくても利用できる、とても便利なカードローンです。
書類さえ揃っていれば10秒で審査がうけられることや、即日融資が受けられることも特徴として挙げられます。

満20歳以上69歳以下で安定した収入のある方であれば利用できますが、無職、専業主婦、年金以外の収入がない方は利用ができません。

申し込みから利用できるまでがとても早いのがモビットの大きな特徴です。
まず、webでできる簡易審査は、約10秒で審査結果を表示してくれます。
「web完結申込」を利用すると、本申込から実際に利用できるまで最短30分です。

また、急ぎの融資を希望する方専用に、フリーコールの窓口を設けています。申込完了後すぐに電話をすることで、すぐに審査を開始してくれます。

返済日に関しても5日、15日、25日、末日から選ぶことができ、都市部の銀行ATMや全国のコンビニエンスストアの端末・店頭等で利用することができます。

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、2007年に発売された個人向けの金融商品(無担保ローン)です。
担保・保証人不要で申し込みができる無担保ローンで、資金使途は原則自由(事業性資金を除く)です。
限度額の範囲内で繰り返し利用でき、コンビニATMで気軽に借り入れや返済が可能です。

バンクイックの金利は年1.8%~14.6%と銀行ならでは安心の金利で、利息の支払いを少しでも抑えたい方に選ばれています。

また、口座を持っていないと申し込みできない銀行カードローンが存在する中、三菱東京UFJ銀行カードローンは銀行口座不要で申し込みが可能です。

申し込みもインターネットでの24時間受付や、三菱東京UFJ銀行店舗内のATMコーナーに設置されているテレビ窓口(無人契約機)が9:00~21:00(土日、祝日は9:00~17:00)まで営業しており、審査を通過した後ならバンクイックカードの即日発行、受け取りも可能です。
更に、全国にある三菱東京UFJ銀行のATMだけではなく、提携コンビニATM(セブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATM)の利用手数料もバンクイックカードを利用した際は無料で借り入れできるため、様々なメリットがあります。

三井住友銀行は、三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行と並ぶ日本の三大メガバンクの一つです。
その三井住友銀行が提供するカードローンは「返済利息額を上回れば返済額の自由設定」が可能で、任意返済を希望の方は、ボーナスなど臨時収入で返済もできます。

三井住友銀行カードローンの大きな特徴は店舗に併設されているローン契約機(ACM)で、申し込み~借り入れまで完結できてことです。
さらに、このローン契約機(ACM)は土日でもローンカードを発行でき、Web上での申し込みが可能で、土日・祝日でも受け取ることができます。

また、三井住友銀行ATMだけでなく、イーネットATM・ローソンATM・コンビニATM・ゆうちょ銀行ATMでも利用手数料や時間外手数料も無料で利用できます。

申し込みに関しても、銀行口座の開設なしで行うことができるため、銀行カードローンの中では、比較的スムーズに融資を受けることが可能です。

返済を行う際も毎月5日、15日、25日、末日(銀行休業日の場合は、翌営業日)に前月の約定日の借入残高に応じて返済できるため、利用者の都合に合わせて選ぶことが可能です。

ただし、学生さんや専業主婦の方は、安定した収入が本人にない場合は利用ができないため注意が必要です。

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